水谷酒造は
清らかな優しいお酒を造りながら
みなさまと共に楽しみたいと考えています。
お酒を仲立ちに、社会で役立ち皆さんが楽しくなることがしたい。
「酒造りについて知りたい、体験したい」
そして「酒造りを手伝いたい」方々が気楽に来訪できる酒蔵でありたいと望んでいます。
あいちの酒造好適米「夢吟香(YUME-GINGA)」を使った
「米づくりと酒づくり食育体験」を、毎年開催しています。
新酒を楽しむ会など、いろいろなイベントを開催しています。
水谷酒造の思いと目指すもの
私たちは、持続可能な地域環境と地域社会および食文化の確立を目指して、地域に根差した活動を行っています。
【持続可能な地域環境づくり】
当蔵では、ほとんどの商品にリユース(再使用)が可能なびんを使用しています。また、純米酒「めぐる」は、名古屋で回収した食品残渣から作った有機肥料を用い、愛知県弥富市で生産された主食米「あいちのかおり」で醸します。この取り組みの目的は、廃棄される容器の削減などでCO2を減らし、作る人・売る人・飲む人・返す人が共に取り組むことで実現する低炭素社会・循環型社会の具現化です(図を参照)。
【地産地消の地域社会づくり】
地元の農家「アグリ:サポート」と提携して、作り手の見える米を仕入れながら、農地の維持に貢献してきました。また、一般の皆さまが参加できるイベントなど、米および酒の生産者と消費者を結ぶ「人の和」を重視した活動も積極的に行っています。
お酒は「気持ちよく酔えること」が大事ですが、それだけではありません。私たちは、地域の酒文化に資する酒づくりにも尽力してきました。例えば2015年からは、愛知県が開発した酒造好適米「夢吟香」と愛知県酵母を原料に純米大吟醸酒「千瓢 奏」を醸すなど、「地産地消の取り組み」を行っています。
【私たちが目指すのは】
近年は、日本酒や日本の醸造文化が海外から注目されています。当蔵も以前から、海外輸出などによって世界の人たちに日本酒の魅力を伝える事業に取り組んできました。これからも、その魅力と地域の文化を知っていただけるように挑戦してまいります。国内でも、より多くの方たちに日本酒の良さを知っていただくきっかけ作りを続けていき、酒造りの先にあるお客様の「笑顔」を引き出せる存在でありたいと願っています。
水谷酒造の歴史および当地の気候
私たちは、持続可能な地域環境と地域社会および食文化の確立を目指して、地域に根差した活動を行っています。
江戸時代末期に現在地で庄屋を務めた水谷治右衛門が創業し、当主の政夫で5代目になります。治右衛門は、当時、地域の農業を安定させるため用水路の造成に尽力したので、開渠記念碑が残されています。
また、現在の酒蔵の一部は創業当時の建物で、「千瓢」というブランドは、戦国時代に日本統一をした郷土の英雄「豊臣秀吉」の馬印が「千成瓢箪 」だったことに由来しています。
木曽、長良、揖斐の木曽三川の清流からの豊かで良質な伏流水、濃尾平野から穫れる良質な原料米、そして冬には“伊吹おろし” と呼ばれる風が吹くために冷えることなど、酒造りに適した条件がそろっています。
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水谷治右衛門の名が刻まれた記念碑
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奥が創業当時の蔵
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木曽川から望む伊吹山
会社概要
企業名 | 水谷酒造株式会社 |
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住所 | 〒496-8016 愛知県愛西市鷹場町久田山12番地 TEL:0567-37-2280 FAX:0567-97-3390 |
contact@mizutanishuzou.jp |
設立 | 江戸時代末期 |
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資本金 | 1,000万円 |
代表取締役 | 水谷政夫 |
事業内容 | 酒類製造業 |